将棋の街・天童市
将棋の駒と言えば、山形県天童市が将棋の街として有名です。江戸時代に天童織田藩が将棋の駒の内職を奨励したのが始まりと言われています。プロの将棋のタイトル戦(竜王戦、王将戦、王座戦など)もときどき開催されています。また毎年4月には舞鶴山にて人間将棋のイベントがあります。この催しは、人一人が甲冑を着て将棋の一つの駒になり計40枚の駒が、巨大な将棋盤を使って対局するイベントです。プロの棋士も出演するとあって大きなお祭りになります。この催しには県内だけでなく、県外からも大勢の観光客が訪れます。ちょうど桜が開花する辺りなので天気がよければハイキングを兼ねて楽しめます。夏には中学生の全国大会も催されています。また天童の街中には将棋の駒を模ったポストや道路には詰将棋が画かれています。JR天童駅前にある将棋博物館は貴重な資料が展示されているので必見です。もちろん将棋の駒や盤もいくつかのお店で販売されています。そこでは観光客用が訪れるので、実戦用の将棋の駒というよりお土産用というところでしょうか。もちろん実用的なものもありますが、将棋の駒を模った置物や根付け、飾り駒など本格的に将棋を指す方には物足りないかも。このように天童は駒の産地としては全国の95%を占めています。伝統工芸士と呼ばれる駒師の方も何名か住んでいます。ただし、将棋の駒の材料は天童が産地という訳ではなく、御蔵島、薩摩、中国(海外)が産地になります。また将棋の盤に関しても宮崎産、茨城産、中国産などが主流です。